ルンバ960購入時、比較対象になったのはルンバ980、及びルーロMC-RS200でした。
超個人的見解ですが、980を選ばなかった理由は、
・カーペットブースト要らない。そんなにカーペット無いし、ペットも飼ってないし。
・自宅マンションのお掃除可能な範囲はせいぜい40平米なので、980のような長い稼働時間は不要。
・3万円の価格差。これはデカイ。ニンテンドースイッチ買える。売ってないけど。
また、ルーロRS200については、
・ルンバより動作音が静かとの事で検討対象にしたが、店頭デモ機の960が想像より煩くなかった。とはいえ、やはりルーロの方が静かですね。
・お掃除アルゴリズムに不安あり。やはりiRobotの方に一日の長がありそう。
・吸引力もルンバの方が上というレビューが多い。吸引力だけならダイソンの360eyeなんだろうけど、いろいろ地雷臭いのでやめとく。
・ルンバ900番台にある、「お掃除箇所をマップで表示する機能」が、ルーロにはなかった。
ということで、960をサクッと購入し使ってみました。
まずは、購入前から楽しみにしていた「CleanMap機能」、お掃除した結果を地図化してみせてくれるヤツですな。
自宅がマップ化されるのが、楽しみで楽しみで。
がしかし、購入時のファームウェアバージョンではCleanMap非対応らしく、早速アップデートしようとするものの、やり方がわかりませぬ。
この点Google先生いわく、
手動でファームアップデートはできません、という斬新な話でした。
とにかくルンバ自身が、自動でダウンロード&インストールするのを待ち続けるしかないようです。
うちの場合、翌朝にはアップデートされてましたけどね。
で、実際のお掃除結果なんですが、ブラーバでの乾拭き後にルンバを動かしてみたところ、
掃除完了後のダストカップの中、どうしてなかなかの量のホコリを集めていらっしゃる。
ブラーバにせよルンバにせよ、
ホコリを捏造しているのでは?と疑いたくなる、そんなレベルの集塵能力です。
これまでこれらのホコリは、ちゃんと取れてたのか?家族が思いっきり吸い込んでなかったか?とちょっと心配になりもしましたが。
そして肝心のCleanMapは、以下のような感じ。
3LDK、お掃除範囲は40平方メートル程度で、およそ1時間ちょいの仕事結果です。
購入前の期待通り、全ての部屋をくまなく、しかもそれなりに速い時間で仕事してくれました。
白抜きになっているところは、ソファーやマッサージチェアなどの障害物があるところなので、目立つ取りこぼしもありません。
また、キッチンと寝室にそれぞれ薄手、厚手のカーペットを敷いているのですが、これらの上に乗った場合は、フローリングのときと明らかに違う動きをしていました。
カーペットブーストのない960なので、吸引力が上がる訳ではないのですが、念入りに上下左右動くというか、カーペット上だけ色んな方向へ移動してゴミを集めようとしています。
これは事前に知らなかったので、ちょっと嬉しかったですね。
最後に、ルンバ960&ブラーバ380j夢の共演、早い話が同時起動をやってみましたが、これはオススメできません(笑
どちらかというと、
ブラーバが全力でルンバの邪魔をします。
ブラーバ先輩のルンバに対する嫌がらせの数々は、以下の通り。
・ルンバの掃除ルートを遮断する。ほんと、同メーカーの製品と思えないぐらい、敵愾心丸出しで
ルンバの走行ルートを邪魔します。ブラーバの方がフレキシブルに動いている感があるので、そう見えるのかな。
通せんぼされたルンバは、その先を改めて拭きに行くことはせずに、お掃除終了してしまいます。
・ルンバが遠くに行っている間に、ブラーバがルンバのホームベースをせっせと押して、
ルンバが帰還できない
絶妙な位置に移動してしまいます。
つまり、
「仕事中にブラーバ先輩に通せんぼされ、泣きながら自宅に帰ろうとするものの、先回りしたブラーバ先輩に自宅までも破壊され、呆然と立ち尽くすルンバさん」
みたいな状況です。ほんと、同じ会社なんだから、仲良くしなさいよって言いたいですね。
その現場を画像化した結果がコレ。
ルンバの悲しい佇まいが涙を誘います。
ただ、こんな中でもブラーバ380jはしっかり自分の仕事をしてるんですよね。
この掃除を実行したとき、右下の部屋(2枚目の画像でルンバが掃除できていない所)におり、
ブラーバの掃除開始位置は、ルンバのホームベース近くだったのですが、
ブラーバは、ちゃんと右下の部屋もくまなく掃除をしてくれました。
何度か掃除をさせた感じ、ルンバ960は偶発的要因でのお掃除ルート遮断時
(移動してる人やペットに当たったりした場合など)に、リトライする根性が足りないような気がしています。
せっかくマップ構築しているんだから、前回のマップを元にリトライするぐらいの気概は欲しいものです。
ファーストインプレッションは以上です。
結論として、
「カーペットのある家ならルンバ&ブラーバを併用する意味は大いにある。
ペットさえいなければ、960でも充分カーペットを掃除してくれる。
ただし、ルンバとブラーバの同時起動はするべからず。」
といったところです。
ブラーバ乾拭き→ルンバでごみ収集→ブラーバ水拭き が最強でしょうけど、時短したい場合は、最初のブラーバ乾拭きはカットしてもよいかなと思います。